折り返し
過日15日は僕の40回目の誕生日でした。世間的には「不惑」ということですが、案の定、日々迷い、悩み、決断できずに過ごしています。ごくごく最近の日経新聞のスポーツ欄に、状況を読めないサッカー日本代表選手を、オシムが「子どものサッカー」と酷評したのを受けて、「現代の日本では、実年齢に0.8を掛けたくらいが、実際の精神年齢なのかもしれない」言う記事が載っていましたが、僕自身もそんなものかもしれないと、妙に納得しました。
しかし、人生80年としても折り返し地点。明治や大正生まれの人たちほど、僕らが長生きできる要因は無いので、すでに人生の半分はすぎてしまっているでしょう。これまでの人生の中で、そのときその時の立場で、やるべくしてやらなかったこと、出来なかったこと、気付かなかったことなど、反省する点が次々に思い出されます。
しかし、それらのことを後悔しても仕方がありません。すでに過ぎてしまったことは、取り戻せないですし、そんなことを思いわずらう余力があるならば、それは未来に向けるべきでしょう。これから自分のために、家族のために、会社のために、そして社会や世界のために、自分自身が何を出来るか、考えていかなければなりません。
自分の生きた痕跡って、どんな形で残るのだろうなんて漠然と考えたりするのも、齢を重ねてきたせいでしょうか。人生の節目を迎えて、心機一転という訳ではなく、日常の継続の中でぼんやりとではありますが、考えたり、感じたりしたことを書いてみました。
おちゃらけではないですが、奥さんからの誕生日プレゼント。最近、娘から「お父さんヤバいよ」と言われ続けてると、前日の夜、ボヤイタからでしょうか？彼女のブログには「これも妻の務めです（笑）」。」とあるが…。スタッフからは「夫婦でなくては贈れないプレゼントですね」なんて言われました。
