経営
2009/10/11
小さいとはいえ美術予備校&カルチャー教室の、社長です。日々、判断し、決定し、責任を取らなければなりません。
ただ、自分自身の性格を分析するに、どうも判断は遅いようです。船が沈みそうなときに、真っ先に逃げるのではなく、どうしたら船が沈まないか粘って考えているうちに、一番最後になってしまうタイプです。
確かに、その船が沈んでしまえば、当然お陀仏ですが、沈まなければ結果的に組織の中ではワンアンドオンリーの状況になります。そう考えると、決して悪いことではないような気もします。僕に限らず、今各部署のトップに立ってもらっているスタッフは、みんなそうなのかもしれません。
友人のブログからのリンクで池田信夫さんの「オーナー企業の時代」という記事を読みました。「21世紀型の企業には、意思決定はオーナーが単独で行ない、失敗したらすぐ撤退して出直すユニクロ型の経営が適している。」のだそうです。
アップルが再生したのもジョブズが経営戦略だけでなく、優秀なデザイナーとともに製品の細部の作り込みまで関与するシステムによるものだと思います。結果的にそれが顧客のニーズをつかみ、さらに新しいニーズを喚起することに成功したのでしょう。
判断の遅さは、常に変化することを厭わない性格で補うことが出来る気がします。100メートル競走の瞬発系ではなくて、山有り谷有りのクロスカントリーを走りきることの出来る持続系の筋肉を持つことを目指そうと思います。
今日の一枚「塩鯖」
ディスカッション
コメント一覧
秀太さん、
なかなか商売は大変っすよね。でも、最後に残るのは覚悟かなと思っています。そして、それは秀太さんが十分にできているものかなと。
ひできさん
コメントありがとう。しかしよく勉強されていますね。ブログの話題が広範囲で、日頃からアンテナを広く張っている様子が感じられます。
またお会いしましょうね。