合格体験記Vol.2

2018年1月3日

2007/08/01
夏期講習会では、各コースごとに工夫を凝らした課題に取り組んでいます。今日は週の真ん中の水曜日ということで、多くのクラスで講評会が行われました。
070801_02.jpg基礎科の今回の課題は月曜日の「発想ゼミ」から発展させた「コラージュ」です。落語で言う「三題噺」の手法をもちいて、他の人の考えた設定や言葉からイメージをふくらませて制作していました。「基礎科ブログ
デザイン工芸科では、多摩美術大学グラフィックデザイン専攻の現役の学生による色彩構成のデモンストレーション。講習会生と同じ課題を同じ場所、同じ時間で制作することで、そのプロセスを見せてもらいました。終了後に講評会にも立ち会っていただいたので、いろいろとお話をしを聞くことができ、大きな刺激になったようです。「デザイン工芸科ブログ
油画科はグリザイユ組と色彩組に分かれ静物油彩。総合受験科は2日課題の1日目ということで、唯一講評はありませんでした。
そんな中、遅ればせながら、今年度の合格者の「合格者体験談・油画科編」をアップしました。7月12日にアップした「デザイン工芸科編」に次ぐ第2弾です。
彼女たちの文章を読むと「創造的(自由)に制作すること」と「受験の制約(テーマや時間、大きさなど)の中で絵を描くこと」の間で、様々な葛藤や自問自答が行われたことが分かります。割り切ってしまえばよいのでしょうが、それができないのが油画科の学生。そして、講師の言葉に励まされたり、曲解したり、時には自分で勝手に決着を付けたりしながら、ドタバタと躓きながらもどうにか次のステップまでたどり着いた充足感が感じられます。自分自身にも同様な経験があるだけに、なんだか微笑ましくもありました。
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夕方、西の空が奇麗に染まっていました。5時半からの英語授業の休憩時間だったので、学生達も窓から身を乗り出して眺めていました。
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