理解
2011/12/08
最近、わが家の高2女子と勉強について話すことが増えています。テーマは主に現代文と世界史。中学生の頃までは苦手分野だったのですが、ここに来て興味がわいてきたようです。
小学生の頃は公文に通っていたこともあり、算数・数学の知識と思考回路では、親である我々がついていけないくらいに進んだ反面、国語や歴史など文系分野には全く興味が向かなく、テストの答案では「なんでこんなコトがわからないの?」ということが多々ありました。
それでも、学年を重ね、いろいろな人と出会ったことで「自分の世界を広げなければ!」と思ったようです。そう言う気持ちで苦手科目の教科書に取り組んでみると、意外に面白いことが満載なことに気が付いたと言います。
特に、世界史における事件の原因と結果を、身近な友人の人間関係に置き換えると、一気に感情移入出来て理解も進むようです。単純な年表の暗記が苦手だった自分自身も、同じような手法で取り組んでいたので、彼女に変化にも納得です。
単純な「知識の蓄積」ではなく、人間が生きていく上で必要な『知恵の蓄積」。そこに気づいたら「温故知新」のたとえがストンと入ってくるかもしれません。
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