デザイン

2018年1月2日

2011/03/01
3月になりました。長かった受験期ももうすぐフィナーレ。ここまで頑張ってきて、まだ受験を残している学生たちには、最後の最後まで走りきらせてあげたいと思います。
この時期、学生たちが試験会場でもらってきたり、送られてきたりと、様々な同業他社の美術予備校のパンフレットを手にします。人様の広告宣伝戦術はやっぱり気になるものです。ついつい、じっくりと眺めたりしています。
中には、毒にも薬にもならないデザインのものや「本当にこの文章を読んでもらう気があるの?」と感じるようなレイアウトのものもあります。駅に掲出されているポスターなんかを見ると、かえって、一般の予備校の方がイメージ戦略的にチャレンジしている気がします。
我々は、こういった印刷物は、アートやデザインの入口にいる子たちに、この世界の「面白さ」「幅広さ」「奥深さ」など、何らかのメッセージを伝えるための媒体だと考えています。そこで、OBにお願いして「人とは違う」「あなたらしい」イメージの作品を提供してもらって、それをアレンジして現在進行形の美大生の姿を感じられるものをつくっています。
時には、「???」な反応がかえってきたりしますが、それでも、予定調和的に「みんなと一緒」となるよりは良いと思っています。学生たちに「自己の確立」を説くのであれば、まずは自分からということです。
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