新しいモチーフ

2018年1月3日

カルチャー教室・火曜日のクラスは、この日から新しいモチーフ。このブ
ログで前回のモチーフを紹介したが、ここ1年ほどは、モチーフを各自で
画面上で再構築する、構図についての勉強を中心にやってきた。生徒さん
も最初は戸惑っていたが、だんだん楽しめるようになってきたようだ。
こういった課題は、まず構図を考えるのに時間がかかる。実際にキャンバ
スに写してからも、結構試行錯誤がつづき、途中で構図変更という事もよ
くある。このクラスは、これから年末まで5回しかないので、今回は目先
を変えて油絵の具やオイルの使い方に焦点を絞った課題にした。
絵具はシルバーホワイト、イエローオーカー、バーントシェンナ、ウルト
ラマリンの4色のみ使用。油絵の具の良いところは、同じ色でも油の量や
混色の仕方、タッチで全く違った表情を見せる点だ。上手く使いこなせば、
限られた色数の中でも豊かな色彩表現が可能だ。
今回は、比較的地味な色味の4色を使って、どのくらいまで表現出来るか
体験してもらう。オイルもテレピンとリンシード、ダンマル樹脂を混合し
て使う。描き出しはテレピンのみで。オーソドックスな使い方だ。内容に
あわせて、モチーフはこんな感じのオーソドックスなものになりました。
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