創形美術学校

2018年1月3日

予備校の実技の授業は、各クラスごとに数名のスタッフが年間を通じて一
貫して指導を行っている。いわばクラス担任制だ。そんな中、たとえ学生
アルバイトであっても一人ひとりに役割を持たせ、濃密な授業を目指して
いるのだが、自助努力だけでは越えられない壁もある。
いかに正しいことでも、同じ先生が同じ学生に対して、同じ刺激を同じタ
イミングで送り続ければ、学生の受容器官は麻痺してしまう。これが一番
の壁だろうか?一人の人間のやることには限界がある。それを乗り越える
ため、ワークショプや外部の講師を呼んだ特別授業を組み入れている。
そんな取り組みの中で、創形美術学校には毎年版画とデザインの特別授業
をお願いしている。今年も10月23日にお世話になる。この専門学校は、
しっかりとした教育プログラムと学生に対するケアで、信頼して学生に紹
介している専門学校の一つだ。
今回の特別授業のプログラムについて相談したところ、デザインではアニ
メーションを制作するという。ちょうどAC部のワークショップの後。ま
たもやキャラクター関連の授業になる。何ともシンクロシティーを感じる。
何はともあれ、違う先生から違う刺激を受けて一皮むけてほしい。