著作権他いろいろ

2018年1月2日

2013/02/11

アトリエ新松戸のツイッターで「お勧め展覧会情報」として紹介している「会田誠展」がネット上ではいろいろ話題になっているようです。

曰く「児童ポルノ」であるとか、「著作権の侵害および個人情報の不法開示」であるとか……

児童ポルノ関連の話題
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130210-00000301-bengocom-soci

著作権の侵害および個人情報の不法開示の話題
http://togetter.com/li/453190

どちらも、実際に会場に行っていない人たちのコメントが紹介されているところに「なんだかな〜」という感じを持ちます。作家は全身全霊をかけて作品をつくっています。その成果物を観た上で、判断しても良いんじゃないかなと思います。

「そんなもん、ネットニュースやそこで紹介される画像で十分」と感じる方もいるとは思いますが、作家の筆遣いが感じられるくらいの距離で作品に対峙することで気づくこともあるのではないかと、作品をつくる側の人間としては考えます。

何か新しいものをつくろうとすれば、確実に現在の枠組みに対する挑戦と言うスタンスをとることになります。発表する側にとっては、危ない橋です。しかし、そういった人間がいたからこそ、ここまで人間の社会は成熟してきたのだと思います。さまざまなルールを厳格に適用することによって、清らかで息苦しい世界になるよりも、清濁併せ呑みながら、次の世代がたくましく生きていける社会であってほしいと思います。

日記

Posted by hideta