文化行政
日経新聞の文化面に「国立博物館・美術館 合理化に揺れる」という記事
があった。小泉政権の進める構造改革と行政の合理化の過程で、国立博物
館と文化財研究所を統合するということに関する記事だ。ちょうど松戸美
術協議 ...
もしも小学校で図工を教えなくなったら
中教審では、小中学校での図工、美術の選択制への移行も検討されている
と聞く。学力を伸ばし「国際競争力」をつけるために、主要教科へ授業時
間を重点配分するとのことだ。そうなると、必然的に「主要でない(?)」
科目 ...
美術予備校のあり方
僕たちの時代に比べて、小中学校での図工、美術の時間数は減ってきてい
る。高校でも音楽との選択制になっているところが多い。アトリエにも、
高校で美術の授業を受けていない学生が入学するようになって久しい。い
わば予 ...
デッサンだけ!?
アトリエへの問い合わせには、いろんなものがある。受験生を持つ親御さ
んにとって心配はつきないのであろう。「うちの子の志望は○○デザイン
だから、絵具を使って絵を描くとかではなくて、デッサンだけをしっかり
とやら ...
まず自分がかわる
鉛筆や筆の持ち方については何度かこのブログでも取りあげている。指先
が自由に動かせるかどうかは、表現活動の根幹に関わる問題だけに、アト
リエの学生には、どうにか気付きと修正の機会を与えてあげたい。しかし、
なか ...
センター試験
昔「共通一次」と呼ばれていた、現「センター試験」。最近になって受験
科目数を増やした大学もあるようだが、「5教科7科目全員必修」だった
僕ら世代にとっては「こんなに受験科目が少なくていいの?」と感じる。
特に私 ...
無料デッサン教室
中学生と高校生を対象にした「無料デッサン教室」を開催した。僕は中学
生のモチーフを担当。テーマは「あり得ないアメリカ人の朝食」。ケロッ
グの初期のキャラクターを復刻したマグカップとボールを中心に、アヒル
の計量 ...
<ドイツ写真の現在>・アイデンティティ
東京国立近代美術館で開催中の<ドイツ写真の現在>を観た。アトリエで
作品集を購入したロレッタ・ルックスの作品がお目当てだったが、同時開
催の<アウグスト・ザンダー展>とのカップリングの妙もあり、展覧会全
体とし ...
新しいモチーフ
カルチャー教室・火曜日のクラスは、この日から新しいモチーフ。このブ
ログで前回のモチーフを紹介したが、ここ1年ほどは、モチーフを各自で
画面上で再構築する、構図についての勉強を中心にやってきた。生徒さん
も最初 ...
中学生クラス・鉛筆の持ち方
先週、ちゃんとした筆の持ち方ができるように訓練的な課題をやった。学
生に無理強いする手法をとるため、正直なところためらうところもあった
が、その成果は現れたと思う。☆「中学生クラス・筆の持ち方」それに気
を良く ...