朝令暮改
2012/01/20
ウェブの世界では、ユーザー環境によって同じホームページでも全く見え方が違ってきます。HTMLやXML、CSS、Java Scriptといったウェブ言語の解釈が、OSやブラウザによって違う事が原因なんですが、ユーザーがそのセットを使っている以上、制作側がそこに不満を言っていても仕方がありません。
絶対的な基準がない以上、制作側はどのスタイルに準拠するのか迷ってしまう訳ですが、FirefoxやChrome、Safari、Operaなどモダンブラウザでは、W3Cが出している見解を元に、統一的な対応をとっているようです。しかし、問題はマイクロソフトのインターネットエクスプローラーです。
最新版のIE8だとそこそこ見られるサイトも、7だと「あれっ?」、6になるともう滅茶苦茶というケースが少なくありません。既に日本でもユーザ数は5%位らしいのですが、学校現場では今でも現役だそうです。以前の記事では「さらば!」と宣言しましたが、先輩から「まだうちはIE6だよ!」との連絡で、それはストップします。四字熟語でいえば「朝令暮改」というやつでしょうか。
なので、頑張ってIE6でもそこそこ見られるところまでチューンアップしました。ま〜頑張った!でも、IE以外のブラウザユーザーで、2世代以上前のバージョンを使っている人ってどのくらいいるんでしょうか?マイクロソフトもIE6のシェアが下がったことを喜んでパーティーをやるんだったら「強制的に最新版にアップグレードを促すメールを出したら良いのに!」なんて思いました。
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