フェルメール展引率

2018年1月2日

2008/09/07
土日受験科中学生クラスの2学期最初の授業は、上野の東京都美術館で開催中の「フェルメール展~光の天才画家とデルフトの巨匠たち」の見学でした。当日になって体調を崩したりして2名ばかり欠席しましたが、総勢11名をスタッフと2人で引率してきました。
アトリエ新松戸に集合して、常磐線で上野に向かいました。中学生の女の子だけあって、途中ずっとおしゃべりが止まりません。話題はあちらこちらに飛んではいましたが、一番多いのが漫画やアニメ、ゲームのキャラクターなんかです。やっぱり、彼女達にとってアートやデザインへの入り口は、こういったジャンルなんだとあらためて思いました。
東京都美術館には10時過ぎに到着しました。混雑のため、入場には20分ほどかかりましたが、会場内は比較的空いていてじっくり鑑賞することが出来ました。生徒達は美術高校を志望して入るものの、それほど美術館に頻繁に通った経験は無いようで、新鮮な気持ちで一枚一枚の作品に対峙していたようです。
見終わった後、昼食をとってから車座になってディスカッションを行いました。みんなそれぞれの見方で面白かったところ、勉強になった点などを発表しあいました。やっぱり、デルフト派の建築絵画における遠近法やフェルメールの光の表現に興味をもった人が多かったようです。
西洋美術館のロダンの彫刻群を鑑賞したあと、新松戸にかえってきて、今度は自由制作展の見学です。彼女達に近い年代の学生達の作品に、こちらはこちらなりに共感を覚えたようです。
生徒達はこの日の体験をレポートにして提出です。来週からは本格的に実技の勉強が始まります。
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