武蔵野美大後期入試合格発表
2008/02/28
28日は武蔵野美術大学の後期入試分の合格発表日でした。今年の学生の多くは前期入試に固まっていて、後期入試を受けたのは例年に比べて少なめでした。受験出来るところは何でも受けて何が何でも合格するという考え方もあるでしょうが、どこの大学に入ったということよりも、何を学ぶかということが大切です。そういう意味ではそれだけ自分のやりたいことがはっきりしているのですから、それはそれで良いことだと思います。
朝、仕事の準備をしているとデザイン工芸科のSくんから電話がありました。だいたいこの時間の連絡というと「遅刻します」とか「卒業証明書をとりにいかなければならないので今日は休みます」といったたぐいのものが多いので、いつも通り「どうした?」と聞くと「ムサ美うかりました~!!」と大喜びでの報告でした。今は合格発表をネットで確認出来るので、今朝、家族そろって確認したということです。いや、こういった報告が一番うれしいです。
しばらくしてから、担当講師へのお礼も兼ねてやってきました。もう全ての受験が終わったこともあり、アトリエ新松戸のホームページでやっている「週刊合格体験記’08年度版」に掲載するためのレポートとインタビューをお願いしました。
本人まだ、信じられないといった様子で、多少興奮気味に色々しゃべってくれました。入試直前に講師の先生にお願いして一緒にデッサンを描いてもらったこと。そのときに「何か」に気がつき、それまで超えられなかった壁を突き破れたこと。試験前は成功のイメージを常に持ち続けるよう心がけたことなど、当然のことですが、様々なドラマがあったようです。
インタビューの後、彼の作品を何点かと本人の顔写真を撮影しました。Sくんの合格体験記は来週月曜日更新のvol.9 3月3日号で紹介する予定です。
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