天心記念五浦美術館

2018年1月3日

2006/07/17
この日から一泊二日で恒例の昼間部キャンプ。学生同士、そして講師との懇親が目的で毎年「阿字ヶ浦バンガロー」にお邪魔している。バンガローから海までは徒歩3分。近くに温泉もあり遊ぶにはうってつけの所なのだが、ただ遊ぶだけでは芸がない。今年は美術予備校の研修旅行らしく、何らかの形でアートに触れるプログラムを入れるということで茨城県北、福島県との県境に近い「茨城県天心記念五浦美術館」の見学を加えた。
岡倉天心は、東京芸大と院展の礎を築いた人物だ。その足跡を知ることは、これからアートの世界で活躍しようとする学生達にとって有意義なことだろう。朝7時50分に柏駅に集合。常磐線の列車を乗り継ぎ約3時間。最寄りの大津港駅からはタクシーに分乗して美術館に向かった。
美術館の展示もなかなか良かったのだが、館の性質上「絵を観る」というよりは「歴史を学ぶ」という内容。学生達にとっては前段階の知識が不足していたこともあり、多少物足りない感じを受けたようだ。事前に予習させておけば良かったか?展示の詳しい内容は公式サイトをご参照ください。こちら
見学の目玉は六角堂だったのだが、この日の天候は生憎の雨。叩き付けるように激しく降る時間帯もあり、時間の関係で六角堂まで観に行けた学生は半分くらい。次はもう少し時間にゆとりを持たせたプログラムを組まなければと反省。次回に生かそう。
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五浦の海。ここから素晴らしい風景画が生まれたのもうなづける。
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