夢に向かって

2018年1月3日

2006/02/17
絵を描いたり、楽器を奏でたり、詩を書いたり…。表現行為は、とてもプ
ライベートなことに思えるかもしれません。しかし、作品はつくっただけ
では完結しません。他者の目に触れることによって初めて作品となるので
す。そういった意味では、とても社会的な行為と言えるでしょう。
誰の心の中にも、言葉ではうまく説明できないけれど、みんなに伝えずに
はいられない、大切な「なにか」があります。その「なにか」に見えたり、
聞けたり、読むことの出来る「カタチ」を与えること、それが「表現」で
す。つまり、何かを人に伝えるという行為そのものなのです。
そう考えると「表現」と「コミュニケーション」とは一体ということにな
ります。友だちとおしゃべりするのと作品づくりが同じというのは、意外
かもしれません。しかし、作家やデザイナーは作品を通じて社会とつなが
るのです。作品が生まれる瞬間は人とのつながりが生まれる時なのです。
皆さんのつくった大好きな作品が、人々の生活に潤いを与えハッピーな気
持ちにさせる。想像するだけでワクワクしますね。皆さんには無限の可能
性があるのです。ここで将来に同じ夢を持つモノ同士切磋琢磨しながら、
自分を信じて前向きにすすみましょう。スタッフ一同全力で応援します。