松戸市美術展搬入1

2018年1月3日

松戸市美術展の搬入日。今年は40回の記念展になるので、出品者全員の
作品を掲載する図録を作成する。そのため例年とは少しスケジュールが変
わり、2週間ほど早い搬入だ。1日目の午前中は彫刻、午後は日本画の受
付になる。それと同時進行で撮影を行い、すんだ作品は別室に保管する。
図録製作のスタッフは、僕とBlack先生とパンフレットをお願いして
いたN君。この為に急遽立ち上げた「アトリエ新松戸デザイン室」のメン
バーだ。撮影は「スタジオ前田」のMさん。何でも、僕の筑波時代の恩師
である美術会の会長が、高校で教鞭をとられている頃の教え子だそうだ。
前回作ったのが10年前。DTPの発達で、撮影や編集の方法もずいぶん
変わっているので、ほとんどゼロからスケジュールを組んだ。撮影された
作品と名前や題を照合するため、受付方法がいつもと違うので現場は混乱
する。番号と作品がずれて、あわてて受付を止めることもしばしばだった。
そんな中、アルバイトとして来てもらったアトリエOBのY君の大活躍で、
撮影は思いのほか順調に進み、この日搬入された作品はすべて撮り終えた。
やはり20代はよく動く。今回は6月11日発売開始と納期の決まってい
る仕事だ。まずはスムーズな仕事の滑り出しに胸を撫で下ろした。