グッバイ、レーニン!

2018年1月3日

2007/02/24
新年度にむけてのアトリエ新松戸 Web Site のリニューアル作業やら、卒業記念DVDの制作、その他諸々の仕事、野暮用が重なってしばらく更新できませんでした。朝から深夜まで、ずっとMacBookに首っ引きです。そんな合間にちょっと息抜きと、昨日、妻が借りてきた表題のビデオを見ました。
心臓発作で意識不明の重体になり、病院の中で「ベルリンの壁崩壊」を迎えた社会主義者の「母」。奇跡的に意識を取り戻すが、ショックを与えると何時また発作を起こすか分からないと医師に宣告された「息子」は、自らねつ造したニュース番組をビデオで見せることで、東西ドイツ統一を「母」にとってショックの少ないものとして伝えようとする。
周りの住民や姉夫婦、恋人も巻き込んで「ベルリンの壁が崩壊し、大量の<西側>の住民が、より良い暮らしを求め<東側>になだれ込んできた」という、事実とは反対のストーリーを演じている姿は、なんともコミカルで笑いを誘います。しかし、その笑いの反対側には「情報操作はいとも簡単にできる」という醒めた視線も感じられ、考えさせられる作品でした。
作品のあらすじなどはこちらから
こちらは<公式サイト>です。
にほんブログ村 美術ブログへ にほんブログ村 教育ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ