坂元洋介展

2018年1月2日

2012/11/03
一気に気温が落ちてきて、あちこちから紅葉の話題が耳に届きます。
今日は文化の日、祝日です。通常であれば、受験部、カルチャー教室ともお休みになるのですが、自由制作展が9月の中旬までずれ込んだ事で少なくなった学科授業の授業数確保や、推薦入試を目前に控えた学生の対策、その他もろもろの事情で、デザイン・工芸科と油画科を除く受験部、カルチャー教室とも授業を行いました。
受験部の夜間部対象の学科授業では、多摩美の学園祭もあるので出席者数は少なめかな?なんて思っていましたが、履修者のほぼ全員が出席。いや、みんなまじめです。このまじめさが結果に現れる事を望んでいます。
午後からの中学生のクラスとカルチャー教室には、今日からの新人さんがそれぞれ一人ずつ居たので、結構あたふたと慌ただしい授業運営になりましたが、どうにか導入は上手くいったのかなと思います。
午後のクラス終了後、松戸のギャラリー字に松戸美術会の先輩で院展に所属する日本画家の坂元洋介さんの個展にお邪魔しました。今回は販売を目的にせず、これまでの画業を振り返る展示だそうで、小品から掛け軸大の作品が並んでいました。
坂元洋介展 坂元洋介展 坂元洋介展
坂元さんとは、かれこれ20年くらいのおつきあいなので、展示作品のほとんどは以前に見た事のある懐かしい作品でした。早稲田大学卒と言う絵描きとしては異色の経歴を持つ方ですが、技術は本当に確かです。多くの作品がモノトーンで、暗い色調です。はっきり言って「地味」。しかし、押さえられた色調の中でさまざまな仕掛けが施されているので、携帯のカメラで撮った画像ではその雰囲気は伝わりにくいのですが、近くでよく見ると実に味わい深い作品です。
会期は明日日曜日まで。明日の2時からはティーパーティーも行われるそうです。お近くの方はぜひ足をお運びください。(あれ?宣伝しちゃってる。。。笑)
帰りに近くのコンビニにクリスマスのイルミネーション(?)が出ていました。ハロウィンが終わったらすぐにクリスマス。このくらい商魂逞しくないとやっていけないのでしょうね。
クリスマスのイルミネーション