「松戸の美術100年史」展

2018年1月2日

2011/10/19
松戸市立博物館で開催されている<「松戸の美術100年史」展>を観てきました。日頃から松戸市美術展などでお世話になっている松戸市教育委員会が主催で、芸術文化振興基金や公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団の助成を受けた展覧会だそうです。JOBANアートライン協議会も後援しています。
出品作家は明治から、現代の作家まで、松戸に縁のある28人。100年というのはあまりに長すぎるのか、地域性に根ざした何らかの傾向といったものは感じられず、散漫な印象を受けました。なにぶん博物館ベースの建物なので、壁面がフラットでなかったり、何より狭かったので、観づらかったせいでしょうか?
筑波大時代からの師匠である石井先生や、亡くなられた藝大の山川先生、以前、同じグループで活動していた原大介さんなど、自分自身に縁のある方も出品されています。それ以外にも、藝大の保科先生や、若手作家も含めて、作品のクオリティはしっかりしていたので、例えば会期を、戦前(明治〜昭和)、戦後(昭和)、現代(平成)、くらいに分けて作品を集めて展示出来るとまた違った印象になったのかなと思います。次の企画に期待ということでしょうか。
出品作家略歴によると、今回選ばれた若手作家のうち何人かの方は松戸在住とのこと。去年の松戸アートラインプロジェクトでお会いした方もいました。アトリエ新松戸や松戸美術会とも、何らかのつながりが出来たら面白いかな?なんて考えました。
松戸市公式ホームページ/博物館で行っている企画展・特別展について
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