対面で

2018年1月2日

2011/10/20
アトリエ新松戸では、展覧会のダイレクトメールやイベントフライヤー、店舗紹介リーフレットといった印刷物のデザイン業務も行っています。今日は今月末にリサイタルを行われるヴァイオリニストのお母さま兼マネージャーに来ていただいて、会場で配布するプログラムの打ち合わせをしました。
以前はプリントアウトを郵送で送ったり、依頼者に来ていただいて顔を突きつけての校正が普通でした。しかし、最近はインターネットの発達でPDFや画像ファイルをメール添付で送ったり、文字情報であればFAXでのチェックですませることがほとんどになっています。時間も節約出来るので、手軽で助かっています。
しかし、今日、久しぶりにプリントアウトされた校正原稿を前に話し合ってみると、いろいろ、気が付かなかったことが出てきました。やはり、ディスプレイから得られる情報と、実際に手にとって眺めることで得られるそれでは、圧倒的に情報量が違うのでしょう。改めてそんなことを感じました。
「安かろう悪かろう」との言葉もあります。単なる価格競争だけでは、ユーザーにとって本当に必要なものは、かえって手に入らなくなるかもしれません。様々な手順の見直しでコスト削除は企業努力としては必要不可欠ですが、これまでの伝統に即したシステムの再評価、活用も必要なのかなと思いました。
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