諸々まわったり…

2018年1月2日

2009/11/23
気温が下がると、絵具が乾きません。夏であれば、昨日の作業の上に加筆できるのですが、朝、画面を触ってみるとまだまだベタベタです。今日は天気が良さそうなので、窓を開けて換気しつつ、乾燥を待つことに。その間に展覧会をいくつかまわりました。
1・「相本みちる展」淡路町画廊
新象作家協会会員の相本さんの展覧会。大正期に建てられたという倉庫を改装したギャラリーに、彼女のカラフルな「軍手」を素材にした作品が所狭しと展示されていました。3階には来場者も参加して展示を完成させていく作品もあり、鑑賞しながら色々と考えることで、あっという間に時間がたっていきます。
相本さんは、この後、年内に2本のグループ展に参加されるとのこと。積極的な活動に頭が下がります。
2・「音故♂組曲展2009」GALLERY銀座一丁目
新象作家協会の準会員、相馬さんの出品するグループ展。会場は銀座でも一番古い部類に入るであろう奥野ビルに有りました。10人のグループ展ということで、「あのビルにそんな大きな会場があったかな?」と思いましたが、小品による展示会だったので無理な感じはしませんでした。
様々なジャンルの作品が並んでいたので、「ほ~、こんなのもありか!?」という素朴な発見もありました。そんなこんなで「解り易い表現って何だろう?」と考えさせられもしました。
3・柏市美術展/柏高島屋ステーションモール
柏市美術展は市民展と言うよりは、小さなコンクールです。国立新美術館の学芸課長でもある南雄介さんが、1人で審査するスタイルは公募団体や近隣の他の市展とはちょっと違います。
抽象、具象取り混ぜて展示されていましたが、なんだか作品ごとのクオリティーやその目指しているものに温度差を感じました。今回は常磐アートラインの一環として開催されたようですが、今後どんな方向を目指すのか、注目したい所です。
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今日の一枚。小アジの南蛮漬け
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