公立美術館の役割

2018年1月3日

2007/10/15
この日、松戸美術会の会長、理事長と一緒に松戸市教育委員会にお邪魔しました。「松戸美術会展の開催時期を固定化してほしい」というお願いでうかがったのですが、生涯学習本部長や社会教育課長などといろんな話をしている中で、今後の美術館のあり方を考える上で興味深いお話が聞けました。
僕の感覚では、美術館というのは、時間貸しのギャラリーやホールと違って、例えば倉敷の「大原美術館」や上野の「西洋美術館」のように、自前のコレクションがあり、それを市民に公開することによって地域の文化インフラとなる施設のことです。
ところが市の担当者によると、国立新美術館や六本木の森美術館のように、収蔵作品を持たずに会場を貸したり企画展で運営していく形態が財政面での負担も少なく、今後の市町村立美術館の運営形態としてベストとのことでした。
話を聞いていて「それって貸しホールじゃん!?」という言葉が頭に浮かびました。運営する側にとっては、限られた予算の中でいかに事業を継続していくのかという問題が大きいとは思うのですが、経済的な部分を優先するあまり「箱もの行政」でも良いと割り切ってしまうのには抵抗を感じました。
松戸市の美術館がいつ出来るか全く不透明ではありますが、行政と市民のちゃんとした同意づくりをしていかないと、チグハグなものになってしまうのではと感じました。
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日記

Posted by hideta