つくば

2018年1月3日

連休の中日、午後から妻と二人でTXに乗りつくばへ。大学の同級生だっ
た妻も、駅から大学に通じるペデストリアンや中央公園に茂る木の生長に
目を見張っていた。当時は高さのある建物がほとんどなかったが、今では
視界を遮る人工的な建造物が出来て、かえって自然な印象を与えている。
少しゆっくり二人で昔の思い出の地を散歩すると、初老というには少し若
いカップルによく出くわした。僕らと同じような動機で訪れていたのかも
しれない。前回訪れた時は、駅前の観光地然とした雰囲気に面食らったの
だが、なるほど観光地としてもいいかもしれないという思いもわいてきた。
子どもが小さな自転車に乗り、親と一緒にペデストリアンをサイクリング
している光景は微笑ましい。歩行者と自転車専用だから、事故の心配もほ
とんどない。レンタサイクルなんかも充実しているようなので、この環境
を充分に観光資源として活用しているのだろう。
デートするにはもってこいかもしれない。何がある訳ではないが、空間だ
けはたっぷりある。そして押し付けられるもののほとんどない筑波の環境
では、自ずと時間はゆっくりと流れる。都内の高密度な時空間では味わえ
ないものだろう。そんなことをこの都市の設計者は考えていたのかな?
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ペデストリアンとは、学園都市を南北につなぐ歩行者、自転車専用道路。
総延長9キロ。自動車を持たない学生にとっては、まさに大動脈でした。
この写真はその道しるべ。

日記

Posted by hideta