限られた中で

2018年1月2日

2012/09/17
今日はアトリエ新松戸自由制作展2012「imagination」の最終日です。水曜日の夜から、ずっと自宅にこもっていましたが、どうにかこうにか這い出して、会場に作品を観に行きました。できれば、表彰式まで残っていたかったのですが、まだ体が本調子ではありません。無理して、この状態を長引かせては、かえって学生やカルチャー教室の生徒さん、ほかのスタッフに迷惑がかかります。作品を見た後、鈴木先生と今後の打ち合わせをして、帰ってきました。
展覧会後に行われた表彰式で、代表者から作品を作り上げて、展覧会の実施した学生達へのメッセージを代読してもらいました。ここで紹介させてもらおうと思います。
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今日は、皆さんの展覧会を見せていただきました。
いつもの年は、制作途中の様子を横目に見ながら、ヒヤヒヤして展覧会の初日を迎えていたのですが、今年は思わぬハプニングで準備の仕上げの段階を全く見ることが出来ませんでした。
正直、どうなることかと思っていましたが、実際に会場に足を踏み入れると、限られた時間の中で、工夫しながら、それぞれに一生懸命に制作したようすが伝わって、とても嬉しかったです。
時間、空間、資金、経験…。皆さんが今回の展示を行う上で、不足していたものを数えたらキリがないでしょう。中には、見るに見兼ねた先生からのアドバイスでなんとか形になったと言う人もいたかもしれません。
しかし、足らないなら足らないなりに工夫していく。それが作品作りの醍醐味でもあるのです。今回の制作と展示の経験の中で、出来たこと、できなかったこと。それを自分なりに整理してください。
作品をつくる。発表する。評価と反省。そして次の作品のプランをたてる。このサイクルを確立することは、純粋な作品作りだけで無く、受験においても、とても大切なことなのです。
今週からは、通常の授業に戻ります。今回の展覧会で経験したものは、かならず皆さんの糧になっているでしょう。
最後に、展覧会を立派に成し遂げた実行委員と出品者のみんな、鈴木先生をはじめサポートしてくれた先生がたに感謝を表して、あいさつとさせていただきます。
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