日常

2018年1月2日

2011/09/29
9月も明日で終わり。天気予報によると、まだまだ暑い日のぶり返しもあるようですが、空の表情はどんどん秋のそれに変わってきています。そんな空を眺めながら「日本には四季があるんだな〜」と再確認している今日この頃です。
今年は3.11以降、いろんなことがあって、常に非日常の緊張感が漂っていたように思います。しかし、松戸市のツイッターによると「松戸市東北地方太平洋沖地震対策本部」を9月30日で解散して、10月からは「東日本大震災被災者支援窓口」での対応になるとの事。少しずつ日常が返ってきているかなと胸を撫で下ろしたい気持ちになりました。
しかし、福島第1、第2原発の現状や、松戸市のゴミ収集では、落ち葉や枯れ枝、刈り取った芝は、放射線拡散の恐れから焼却できないため、燃やせるゴミとは別の種類のゴミ袋での収集になるなど、気の抜けない状況である事は変わりません。チェルノブイリの例を見ても、これから我々は何十年も、この状況と折り合いを付けながら生きていくしかないようです。
3.11以前の日常はもう返ってきません。それでも、僕らは生きていく。その為に必要なことは何か?無責任な楽観ではなく、責任を背負い込んだそれでもなく、健全な精神を保っていくために必要な楽観と用心深さを持つこと。そして、それを得るための情報スキルを身につけること。様々なメディアからもたらされる情報を、仕分ける能力が必要なんだなと、切に感じています。
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