卒業生

2018年1月2日

2011/09/25
アトリエ新松戸では、卒業生にも活躍の場を提供しようということで、松戸のギャラリー宇の協力でOB展を行っています。大学の学園祭の企画でもOBが自分でプレゼンに来れば、少ない額ではありますがスポンサードするようにしています。また、ツイッターでフォローするなどして緩やかなつながりを保つように心掛けています。
もちろん、次のステップに進んでしまえば、強制力はこれっぽっちもありません。それでも節目節目に連絡をくれたり、相談しにきたりする卒業生が少なからずいるのは嬉しいものです。そういう子たちだからこそでしょうが、ここで学んだこと、そして、その時間をとても大切なものだったと言ってくれます。
先日、高校2年生とその伯母さんが見学に見えました。なんでも、伯母さんの勤める会社にインターンに行っていた卒業生が「美大を目指すのなら、わざわざ都内に出ることはないですよ。アトリエ新松戸という良い学校があるから」と勧めてくれたそうです。おまけに、当時の自分の担任の名前を挙げて「黒沢先生がいるから絶対大丈夫」とまで言っていたというのですから、嬉しいなんてモノではありませんでした。
我々は小さな予備校なので「○○人中、○○人藝大に入った」ではなく、「誰々がどこ大学に入った」というところに重きを置いています。つまり、数字ではなく個人。そして、その進学がその子にとって本当に良いものなのか、吟味した上でカリキュラムを組み授業を進めています。すべて、100%の出来ではありませんが、それでもそういった姿勢は学生たちに伝わっているのかなと、卒業生たちの様子を見ながら、最近少し思えるようになってきました。
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