慌てず、焦らず
2011/02/03
2月3日はムサビの油絵専攻と女子美のヴィジュアルデザイン、環境デザイン、工芸の実技試験でした。一旦試験会場に入れば、我々指導スタッフの出来ることはありません。せめて日頃の実力が出し切れる様に祈るだけです。
ところが、ある学生から「昨日、アトリエのゴミ箱に受験票を捨ててしまったかもしれません。。。探して下さい(涙)」という電話が…。かけてきた本人はほとんどパニック状態でした。電話が入ったのが10時半で、試験は相模大野で13時半からなので、ちょっとギリギリすぎます。
ひとまず電話を切り、ひとしきりゴミ箱をあさりましたが、見つからない。仕方なく「受験票はなくても受験は出来るから」と伝えようと電話をかけたところ、半分鳴き声で「自宅にありました〜!」との答えが…。ま〜良かったです。
この学生の例だけでなく、料金不足で出願書類を出しそうになった学生やら、試験で答案用紙になるデッサン紙に天地を書き忘れたやら、本当にいろんなビックリに出会います。ほとんどのものは、大学側でフォローしてくれるのですが、それでも出来ればそういう事態は避けたいものです。
どうしても人間、追いつめられると訳のわからない行動に出るものです。試験3日前くらいから、道具のメンテナンスや数量のチェックなど、やっておいた方が良いですね。
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