70色ドロップス

2018年1月3日

金曜日の午後はカルチャー教室の午後のクラスもなく、それに受験部もお休みなのでとっても静かに時間が過ぎていきます。
受験部の2学期は9月1日から始まるのですが、そこに待っているのは、学生達にとって最大のイベント「自由制作展」です。この展覧会は毎年、昼間部生の中から実行委員を募り、彼らが中心になって情報宣伝から会場設営、受付など、すべてを学生の自主運営で行っているもので、いわばアトリエ新松戸の学園祭のようなものです。
予備校生の展覧会とはいえ、学生の父兄を中心に地域の方やOB、近隣の中高生らも数多く来場されます。学生達には「自分の作品を人目にさらす」という緊張感を持って取り組んでほしいとおもいます。昨年は搬入に間に合わなかったりで、僕からお目玉を落とされた学生もいましたが、そこでしかられた学生が、今年は実行委員として積極的に関わっていたりと、人は成長するものだな~と実感しています。(お小言)
講習会も終わったということで、いつも玄関先に出しているポスターも自由制作展のものに替えました。今年のタイトルは「70色ドロップス」。出品者70人(4月時点での在籍者数から割り出した数なので、実際にはもっと多くなります)が、それぞれ違った色の輝きや味を表現していくという意味なのでしょうか。実行委員が学生達にアンケートをとってネーミングしたのですが、何となく僕も気に入っています。
060825_01.jpgポスターはこれより先に関係者に郵送、配布したDMからリメークしたものなのですが、このドロップの撮影が大変でした。(実際に撮影したのは実行委員と他のスタッフだったのですが…)光を正面から当てたり、ガラスの上にのせて裏から当てたり、気に入った色が揃わなくて又買い足したり、そのうちに熱でドロップが溶けるはで、いったい、いくらドロップにつぎ込んだのでしょうか…。
お休み中も学生達は、展覧会に向けて制作に励んでいることだと思います。今年はどんな作品がでてくるか、そしてどんなドラマ(!?)が生まれるのか。楽しみにしています。
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