合格祝賀会

2018年1月3日

2006/03/23
長かった受験期を終え、この日は修了式&合格祝賀会。受かった人も落ち
た人も、一年間ともに学んできた仲間としてその労をねぎらい、未来に向
けて夢を語り合う。毎年違う学生を相手にしていれば、いろんなことが起
こる。合否だけでなく、そこに至る様々な出来事を思い出し、感慨に耽る。
特に今年の現役生は、春期講習会が終わった日の夜に騒いでいて警察に注
意されたり、自由制作展では作品を期日までに出品することができず、穴
をあけたりと前代未聞の学年だった。<お小言>それでも多くの学生が次
のステップに踏み出していってくれたことがうれしい。
祝賀会では、自由制作展の実行委員で、武蔵野美術大学工芸工業デザイン
学科に合格したNさんと、多摩美術大学グラフィックデザイン学科に合格
したHさんが、合格者を代表してダルマに目を入れた。今年残念ながら結
果の出なかった人たちへの、「頑張れ」の意味も込めたパフォーマンスだ。
学生への祝辞では「鶏口牛後」を取り上げた。我々は自立したものつくり。
大きな組織に守られてのうのうと過ごすよりも、たとえそれが小さな組織
だとしても、トップとして自ら道を切り開いていくという気概を持って制
作にあたってほしい。自分自身にも言い聞かせながら、彼らに贈った。
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目の入ったダルマ。こうして見るとちょっと滑稽です。
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