ポスター&学科試験

2018年1月3日

12日に「裸侍魂」会場をアトリエに復旧し、13日から通常授業に戻る。
玄関と事務室に掲示するポスターも、自由制作展モードから予備校モード
に衣替え。千葉県カラー(黄色と緑&赤、ジェフカラーとも言う)のもの
に張り替える。ネット入稿で翌日代引きで納品。何とも便利な時代だ。
この日の夜は、高校3年生以上を対象にした学科試験。アトリエでは受験
生に、自前の試験を年4回実施。河合塾の全統模試にも最大年4回参加さ
せている。美術大学とはいえ大学は大学。学力試験もやはり課されるのだ。
今回は多摩美術大学の出題形式を意識して、国語には小論文も課した。
最近では、関西を中心に実技のみという美大も増えているが、学力試験は
「努力できる」という資質をみる上で、比較的有効なフィルターだと思う。
もちろん、美大には実技試験があるので、それがもう一つのフィルターに
なって、多様なパーソナリティーを評価しバランスをとっている。
多くの美大で出題されるのは英語と国語。いわばコミュニケーションツー
ルだ。美術やデザインも最終的には人と人とをつなぐという意味では近い
ものがあるはずだ。誰にでも得意不得意はあるだろうが、教科の勉強も将
来自分の造形スキルに直結するものだと思って、怠らないでほしい。
050913_01.jpg
年間パンフレットのイメージを展開させてポスターに。
まだ暑いけど、秋から冬にかけてのイベント情報も入れました。