河合塾全統私大模試

2018年1月3日

アトリエの受験生全員を対象にした「河合塾全統私大模試」を自校開催し
た。なんやかんや言っても受験予備校。自分の学力を客観的に判断する全
国模試は必須だ。8時50分入室開始のスケジュールだったが、現役生を
中心に8時20分頃には門の前に多数の学生が集まっていた。
その事だけに目を向ければ、なかなか真面目で頼もしくもある。しかし、
それがそのまま成績に反映されないところが悩ましい。現時点での勉強の
できるできないは、これまでの積み重ねの差だ。足らない分は、これから
受験までの間に、こつこつとがんばって埋めていくしかない。
それよりも、答案に規定の事項を記入できない学生がここ数年増えてきて
いる事が気になる。この日も口を酸っぱく注意したが、受験型やクラスな
どの欄を見落としたり、記入方法を間違えた学生が数名いた。話を聞いて
みると、冊子に書かれている注意書きもよく読んでいないらしい。
単に注意力が散漫なのか?このような答案を見ていると、本番の試験でと
んでもないポカをやらないか心配だ。まずは「他人に評価される」という
意識を持たせる事が大切だろう。しかし考えてみれば、それは自分の作品
を客観視する事に通じる。常に本質に立ち返れば、無駄な経験などはない。