スポーツ大会

2018年1月3日

14日は受験部のスポーツ大会。学生と指導スタッフ、OBも集まって、
小金原体育館でバレーボールのトーナメントを行い、それぞれ本気で優勝
を狙って試合に臨んだ。とはいえ、日頃から体を動かさないメンバーが大
半。体は鈍りきっている。珍プレーの続出で会場は笑いに包まれた。
大会はデザイン工芸科Aチームの優勝で、無事終了することができた。し
かしなぜ、受験予備校でこのような行事が必要なのか?単なる息抜きか?
学生と指導スタッフの親睦をはかることも大切だ。なによりも一人一人、
どこかで輝ける場所を作ってあげることに意味を見いだしている。
アトリエには、経験も特性も違う学生たちが集まっている。そんな中、単
一の指標のみで彼らを評価していけば、自ずと優劣が固定してしまう。し
かし実社会ではAでは良しとされたものが、BではNGになることは日常
茶飯事だ。評価の基準なんかTPOに即してどんどん変わっていく。
昼間部に課している朝テストなんかも同じで、それぞれの得意分野で結果
を残すことによって、それが自信につながる。自分自身の存在に自信がつ
いてくれば、それが他者を受容する原動力になる。スポーツ大会開催なん
て気軽な事象も哲学すると、こんなことになる。