トラブル諸々
前回のエントリーの通り、現在、6月1日からの新象展に向けて鋭意制作中です。
連休中は、数少ないまとまって制作時間のとれる貴重な時間でした。調子に乗った訳ではありませんが、ちょっと素材と乾燥時間との見極めが甘かったようで、6日の作業ではトラブルが起きてしまいました。
トップ画像の状態から、水研ぎの技法で複雑なディテールを削りだす予定でした。この部分は、比較的上手くいっている部分です。
ところが、部分によっては、べろっと表面の絵の具層がはがれたり、下地の絵の具層が水分で緩んだりと、思わぬ結果が待っていました。これは誤算です。
とりあえず、その日の作業は中断して、よりじっくりと乾燥させた上で水研ぎの作業を行うことにしました。
翌日、ギャラリー宇でグループ展を開催している先輩方とも、「新しい技法、素材を試すときには、小さな作品でテストをしないと怖いですね」という話題になりました。
さて、十分に乾燥させた上での水研ぎは上手くいくでしょうか？だめならだめで、次の手だてを考えなければ。。。