エスキース1

2018年1月3日

2006/04/25
11月のグループ展での作品研究会で、先輩方から受けたアドバイスの中
で「テンペラの良さをもっと生かしたら良いのに」というのが頭に残って
いる。確かにマチエルや絵具の重なりに凝って、いろんな要素を詰め込む
あまり、表現の明快さや色の美しさに欠ける傾向はあると反省した。
僕は元々あまりエスキースをしっかりする方ではなかったのだが、見切り
発車でスタートすると途中で右往左往して、かえって時間がかかってしま
う。多少試行錯誤している方が描いている自分としては楽しいのだが、観
る側にとっては作品の焦点がぼけて映ることもあるだろう。
それに、白亜地と卵黄テンペラによる発色の良さを生かすためには、不必
要な絵具の層はなるべく排除したい。そうなると構図や配色の確認という
だけでなく、絵具の重ね方まで含めてある程度本番に即したエスキース作
りが必要になってくる。本番前の予行演習といったところだ。
今回使うのはストラスモアの水彩紙。ブロック型のスケッチブックなので、
水を大量に使っても紙がデコボコにならないところが便利だ。クロッキー
帳に色鉛筆で描いた小下図をもとに、下書きは鉛筆でザッととって、墨汁
を使ってデッサンする。このあと、本番と同じ卵黄テンペラで描いていく。
060425_01.jpg
墨を入れた状態。シャープなエッジが欲しいところにはマスキングテープ
も使用している。
にほんブログ村 美術ブログへ にほんブログ村 教育ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ

制作記録

Posted by hideta