市長室ギャラリー開放日
松戸市長の本郷谷さんは「文化の香る街まつど」を掲げて2期目の当選を決めました。
その一環として、市長室に松戸美術会、松戸市書道展の協力で、市展優秀作品や運営委員の作品を展示、年に4回市民に公開しています。今日はその開放日でした。
僕も当番として2時間会場にいたのですが、来場される方はチラホラ。ちょっと寂しい印象でした。
松戸市書道展の運営委員の作品。先生方の作品だけに「さすが」の風格です。
華道協会の方とお話ししたのですが、もともとは「松戸市庁舎には花が無い!」というところから、「市民サービスの一環として、我々に公共施設で花を活けさせてほしい」という思いがスタートだったそうです。
ただ、市長室ギャラリーは秘書課、文化ホールなどでの展示会は社会教育課など、縦割り行政の弊害か、思う形での発表形式はなかなか難しいとのことです。
書や絵画なら、一度展示してしまえば、手がかかりません。なので、市長室開放の日以外でも、例えば市長室で部長会議がおこなわれたり、外部の方が表敬訪問された場合でも、目に留めていただけます。しかし、お花は生き物。せいぜい3日間がリミットだそうです。今日も開放時間が終了したと同時に花をばらしていました。
もったいないな。と正直思いました。
いろいろと制約はあるでしょうが、市役所は市の玄関の1つです。お花があれば心が和むということもあるのではと思います。気持ちのある市内の方を活用して、そんなちょっとした心のゆとりが生まれる空間をプロデュースしていくことは、小さな一歩かもしれませんが、大切なことではと思いました。
ディスカッション