森三千代展、小澤基弘展

2018年1月2日

2011/11/23
勤労感謝の日。松戸女性洋画教室の月に一度の指導の後、銀座のアーチストスペースで開催中の新象作家協会の森三千代さんの個展と、Oギャラリーで開催中の筑波大の先輩で現在埼玉大教授の小澤基弘さんの個展にお邪魔しました。
森さんの個展では、新象展に出品された大作と実験的な小品が並んでいました。個人的には、小品のスタイルに共感を覚えたのですが、今後どう展開されるのでしょうか?会場の画像も撮影させていただいたので、新象美術協会のブログで紹介させていただこうかと思っています。
小澤さんとは10数年ぶりの再会だったと思います。招待状はいただいていなかったのですが、Facebookの告知を見て訪問しました。ご本人は、FBは登録したもののあまり活用出来ていないとのことだったので、ずいぶん驚かれていました。この時代、SNSによるつながりはすごいですね。
小澤さんの作品は、ドローイング風の具象油彩です。「具象」とは言っても日展的な描き込みとは無縁な作風で、線の表現や色面の配置などから、彼が学生時代、毎日の日課としていた木の根などをモチーフとしたドローイングを思い出しました。ご本人も、ぐるっと回って元に戻ってきたと言っていました。人間の本質はやはり変わらないのだなと再認識することになりました。
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