ロックアウト
2012/02/28
表題の用法はWikipediaによると、「設備や施設・敷地を立ち入り制限し、本来それを利用して何等かの利益を得ようとする相手に対して譲歩なり撤回なりといった、要求を飲ませる交渉手段を指してこのように呼ぶ。」そうですが、日曜日の僕は本来の意味としての「閉め出され」を食らってしまいした。
日曜日のクラスの授業が済んだ後、新年度の入学案内を柏の画材屋さんに届けるため「僕が帰る前に戸締まりをしておいてね」とスタッフにお願いしてでかけました。届け終わって帰ってきてから、非常口の鍵を開けて入り、諸々の作業を済ませた後「さて、戸締まりをして帰ろう」とエレベーターに乗ったのが運のつきでした。
集合ビルということもあり、各フロアーとも退社時にはエレベーターのボタンを操作して、当該フロアーにいけない設定になっています。用心のため、非常口を施錠していたので、非常階段からまわっても全ての荷物を置いている3階には帰れません。結局、唯一ポケットに入っていた自転車の鍵をたよりに、自転車で自宅に向いました。
帰り道、かじかむ手に息を吐きかけながら、横を通り抜けていく乗用車の影に「もし、ここで事故に会ったら、どうするんだろう?」と思いました。免許証もない、キャッシュカードやクレジットカード、携帯電話もない…。唯一の手がかりは自転車にかかれた、前に住んでいたアパートの住所だけ。ほぼ確実に遺体検証は翌日以降になることは間違いない。なんて妄想がひろがりました。
とは言え、無事帰宅。そんなかんなでドタバタの日曜日の夜でした。
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