受験部とカルチャー教室
2012/07/11
アトリエには美術大学、美術高校進学を目指す受験部と、大人対象のカルチャー教室があります。カルチャー教室は基本的に趣味のクラスで、みなさん和気あいあいとおしゃべりなんかも楽しみながらやっているのですが、中には中央の公募団体展出品の大作制作を目的に通ってきている方もいらっしゃいます。
昨日は、たまたま早めに登校してきた受験部の高校3年生の学生がカルチャー教室の生徒さんの100号の大作を見てビックリ!生徒さんが帰ったあとに「あんなに上手くなるもんですか?」と質問してきました。
この生徒さんは、新美術館なんかで美大の卒業生たちと同じ土俵でやり合っているベテランさんです。今年はさらにステップアップを目指して、より競争の激しい団体への出品を目指しているので、本気度はかなりのもの。美術の勉強を始めて半年のヒヨッコ学生には刺激的だったようです。
以前なら、受験部の学生のデッサンや油絵を見てカルチャー教室の生徒さんが「上手いわね〜。やっぱり違うわ…」と言うパターンが多かったのですが、長く教室をやっているとこのような逆転現象も生まれます。面白いものです。どちらもお互いに良い刺激を与えれるような関係をつくっていければよりよいのでしょう。
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