それでもやっぱり

2018年1月2日

2012/04/27
立場上、組織の代表として、教室を運営していく上で必要な様々な決定を行っています。公立の学校なんかと違って、受験部の学生やカルチャー教室の生徒さんの数が、そのまま経営に響いて、人件費などの経費を直撃します。なので、年度始めなどは、数字とにらめっこな日々が続くこともあります。
でも、この世界に入ったのは「人に何か教えたい。何かを伝えたい」というところがスタートです。銭勘定よりも教材作成や直接学生たちと触れ合っている方が何倍も楽しいというのが正直な感想です。
明日(もう今日ですね)は、今年度始めての美術教養調べ学習の第1日。今回は、ピカソの作品を例に挙げて「作家の表現スタイル」について考えてもらう課題にしようと思っています。
ピカソの作品の図版をキッカケに、各自の大好きな作品では「どんな絵の具を使っているのか?」「どんな色をどう配分しているのか?」「線の表現に対するアプローチは?」などなど、問いかけはあっても正解のない世界で彼らがどういう答えを見つけるか?興味深く見守っていこうと思います。
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