アルバイト
2010/07/09
昨今の経済の停滞で、アルバイトで学費を稼がざるを得ない学生が、各大学に少なからずいるようです。自分自身も決して裕福な家庭に育ったわけではないので、学生時代はアルバイトで生活費、学費の手当をしていました。それプラス、奨学金と授業料免除の制度にもお世話になりました。おかげで、今日があります。
学生時代のアルバイトは小遣い稼ぎ、生活費・学費の確保などなど、いろんな意味合いがあると思います。ただ、アートやデザインに関わる学生には、口に糊するためのアルバイトばかりではなく、自分の将来のキャリアに関わる部分に関しては、手弁当でも行ってほしいと思います。
自分自身、学生時代には夜間清掃業や寝具のリース業、デパートのディスプレイなどなど、いろんなアルバイトを経験しました。それぞれに良い経験だったのですが、なかでもAKUAKUというジャズ喫茶で、様々なイベントを手伝ったことが今の自分に生きていると思います。
当時一線で活躍していたミュージシャンや劇団、舞踏家、評論家や造形作家のライブや講演をプロデュースするお手伝いし、興行としての失敗や成功をくり返す中で、自分でも何かできるかもしれないという漠然とした自信を持てたことが、今の自分に繋がっています。
「苦労は買ってでもしろ!」自分への投資は、大学や専門学校への授業料だけでなく、自分自身の行動が実は一番の投資の原本であることを、わかった人が強いと思う。
9日のアトリエの授業の様子。
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