搬出だったり、寒かったり、送り出したり…

2018年1月3日

2008/01/15
第40回松戸美術会展ですが、金曜日午後の当番、日曜日の搬出とつつがなく事務局長としての役務を終えることができました。会期中1000人近い方に来場いただき、実り多い展覧会となりました。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
あけて月曜日の成人の日。朝から冷え込み、アトリエ前の畑には立派な霜柱が立っていました。旗日とはいえ、受験部の授業は通常通り。僕の担当する中学生クラスも、特に目の前に推薦試験を控えた生徒たちにとって、丸一日制作できる貴重な日ということで朝から提出作品の制作に励んでいました。
何人かはこの日が最後の授業日になるので、面接の練習や、以前の作品の手直しをしたりと、いつもとは違う流れでした。しかし、教室には一般試験を目指す生徒も、他の美術高校を目指す子もいます。そんな混在空間で緊張感を保つのはなかなか難しく、何度かお小言と雷を落としました。
とはいえ、基本的にはまじめなのでしょう。それぞれに納得のいく作品ができるまで、粘りに粘ってどうにか完成させていました。みている側としてはヒヤヒヤものですが、最後は自分で仕上げてもらうしかありません。彼女たちなりにそのレベルまで自分自身で歩んでいけるようになったのかと、多少感慨に耽ったりしながら、これまでに作品と今日の作品を比べてよくなった点を確認して送り出しました。あとは、面接を終えたあとの報告を待つばかりです。
にほんブログ村 美術ブログへ にほんブログ村 教育ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ 芸大美大・美術高校受験 アトリエ新松戸