中学生コース始まる

2018年1月3日

2007/08/20
今日から「中学生のための夏休みデッサン・水彩教室」が始まりました。デッサン2日水彩2日の4日間の講習です。最初にガイダンスを行ったのですが、はじめてアトリエの門をくぐった子は当然として、日頃通っている土日受験科の子も、けっこう緊張していて、ちょっと微笑ましかったです。
初日の課題はデッサンです。初心者向けに、鉛筆の削り方、持ち方から説明し、実際に自分でやらせました。鉛筆をナイフで削った経験がないのは仕方がないにしても、ここ数年、正しく鉛筆を持てる子が少なくなる傾向にありました。ところが、今年の参加者はみんなしっかりと持てました。小さなことですが、ちょっとうれしかったです。
そのあと、カルトンの使い方、画用紙の表裏と練りゴムの使い方、イーゼルセットとモチーフとの位置関係、描く時の姿勢などなど、約1時間かけて僕とスタッフが実演しながら説明しました。ここからようやく受講生が実際に描くことになります。制作途中ではあまり細かな指示は出さず、極力自分で考えながら描くように促しました。
慣れない環境に戸惑いながらも、それぞれに工夫しながら描いていました。経験の差も大きいので、作品の見栄えは様々でした。見た目の上手さばかりを追い求めるのではなく、この4日間で「絵を描くために観察し、そして発見する面白さ」を体験してもらうことを第一に授業を展開していこうと思います。
明日はアクリル絵具を使った水彩画です。
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