合格発表
2007/02/25
今日は武蔵野美術大学前期日程、多摩美術大学の合格発表でした。昔なら、緊張した面持ちで受験票を握りしめ、校門をくぐって合格発表の掲示板に見に行くといった風景が当たり前でしたが、最近ではほとんどネット経由で合否が分かってしまいます。当時を知る人間としては何となく味気なくもありますが、受験生たちの負担を考えると便利にこしたことはありません。
両校は有名中の有名私立美大。一般大学に当てはめれば「早稲田」「慶応」と言ったところでしょうか。少子化が叫ばれる現在でも多くの受験生を集め、高倍率の難関校です。アトリエからの受験生には、当然みんな受かってほしいのですが、さすがにそういう訳にもいきません。当然のように悲喜こもごもの発表日です。
その中でもうれしい報告もありました。9月の自由制作展でグランプリを取った2人の学生が多摩美術大学油画専攻に合格しました。日頃から実技、学科とも、とてもまじめに取り組んでいて、みんな期待していたのですが、これまで結果が出なくて気をもんでいました。いや本当に胸を撫で下ろしました。
合格した学生のなかにも、受験校すべて合格した現役生もいれば、一番最後の受験でようやく合格を勝ち取った浪人生もいて、本当にさまざまです。進路の決まった人にはまずはおめでとう。まだ試験の残っているする学生は、最後まで気を抜かずに存分に力が発揮できるようにしっかりと準備してください。残念ながら今年結果のでなかった人は、神様がもう1年勉強する時間をくれたと思って、1年の計をたててください。僕たちも全力で応援します。
ディスカッション
コメント一覧
そうですね。。。本日はM大,T大の発表日でした。我が勤務校の生徒は受験しておりません。地元の美術関係する学校に進学が決まっていたので,既に安堵の身でした。はっはっは。
まずは2名の学生さん合格おめでとうございます。これから最後の最後のG大が・・・?でしょうか。
学生さんにとって「合格」は本当に嬉しい通知のことでしょう。やはり「おめでとう」の声がけと握手」ですね。
勤務する高校生も,ほとんどネットで合格発表なので,ちょっと味気なくも感じてしまうのは,時代のせいなのでしょうか。私にとっては,あの門をくぐって見る高揚感は忘れられないのだけど・・・。
hakusukeさん、コメントありがとうございます。
28日の武蔵野美術大学後期日程の発表を終え、国立前期組が発表待ち、藝大組は最後の追い込みです。ちなみに県立高校の一般試験受験組も発表待ちです。
予備校は、高校なんかと違い、1年で学生が入れ替わっていくところですが、それでも合格して喜ぶ姿を見るのはうれしいものです。それを楽しみに毎年やっているようなところもあります。