からあげ用?観賞用?

2018年1月3日

火曜日に各科対抗バレーボール大会が入ったため、基礎科は月水金コース、
火木土コース合同で変則カリキュラム。1日だけのカラードローイングを
行った。「ぜひ生きているものを」ということで、担当のO先生が選んで
買ってきたのは沢ガニ。一杯30円なり。
何でもスーパーでは「からあげ用」として販売されていたらしい。たしか
に、魚や野菜をモチーフにするときは、刺身用だったり、生食用だったり
するのだが、生きて動き回っている「からあげ用」の沢ガニを「観賞用」
として描くというのは、何ともシュールな感じがした。
バケツの中で動き回っている沢ガニを、直接手で捕まえて自分のパックに
入れるのだが、それだけで大騒ぎしている女の子がいる。そんなことで料
理ができるのかしら?などと思うが、まあこういった授業のときのお約束
だ。授業の様子は「アトリエ新松戸/基礎科ブログ」にあります。
翌日、僕のクラスでも水彩の人に描いてもらった。こちらは大人のクラス。
さすがに騒ぐようなこともなく、水草とアレンジしてどんどん描き進む。
経験というのだろうか?昨日騒いでいた子たちも、もう何十年かするとこ
うなるのだろうか?などと、これもお約束の感慨に耽った。
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モデルを終えた後も、アトリエで飼っています。