小田隆原画展II

2018年1月3日

2008/07/28
いつもより少し早く仕事を切り上げて、丸善丸の内本店で開催中の「~恐竜復元画の世界~ 小田隆原画展II」にお邪魔しました。小田さんは古生物の復元イラストレーションが専門で、現在は滋賀県の成安造形大学でイラストレーションクラスの講師も務められています。
直接お会いするのは初めてでしたが、彼のブログは頻繁に読んでいて、何度か美術教育についての意見をウェブ上で交わしたこともあったので、構図の借用や著作権、使っている紙や絵具、関西の美大事情など、自然にお話しすることが出来ました。
080728_01.jpg古生物とは現在はいない訳で、当然誰も見たことがありません。見えないものをリアルに描く。よくよく考えてみれば、何とも不思議なものです。小田さんの場合、かなり細かく研究者の方達とキャッチボールしながら描きあげているのだそうです。それが、作品のリアリティーにつながっているのだと、実物を見て納得しました。また、小さな作品は2時間ほどで完成させるということだったので、もう形が頭の中に入ってしまっている部分もあるのでしょう。
ご本人に許可をいただいたので、ポストカードの画像をアップします。会期は8月2日までです。
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