Designer's Catalogue-13

2018年1月3日

2007/08/12
070812_01.jpgよく晴れた日曜日。銀座松屋で開催されているDesigner’s Catalogue-13を観てきました。この展覧会は毎年4月にイタリアはミラノで行われている「ミラノサローネ国際家具見本市」で、黒川雅之氏(建築家・プロダクトデザイナー)によりピックアップされた7組のデザイナーの作品を紹介するものです。8月26日の夏期講習会特別講座「OB懇談会」の特別ゲストで“元”アトリエ新松戸・デザイン工芸科講師の小林幹也さんの作品も出品されています。
小林さんは作品のうち「Mov」は彼がまだ学生だったときのもので、イメージポスターづくりなどスタッフが手伝ったりしていたのでよく覚えています。こういった場所で展示されても全く見劣りしないクオリティは流石です。「ceppo」は今年のミラノサローネに出品した作品で、気軽に持ち運べるスツールです。見た目は華奢なんですが、実際に座ってみると結構しっかりしていて安定感がありました。僕以外のお客さんも何人か実際に座ってみてその感触を確かめていました。
070812_02.jpgもう一つ気になった作品は、星野忠男さんの「Aphrodite」です。いわゆる「引き出し」なんですが、独特の構造により側板がありません。本人のコメントにもあったのですが、すべて直線でできているにもかかわらず、引き出すことによって女性的な曲線が見えて来て、これにはびっくりしました。
帰りにお向かいの「アップルストア銀座」で新型 iMac を見ました。本体のデザインもさらに洗練されてきているのですが、キーボードがすごい。アルミニウムの薄型ボディとすっきりと埋め込まれたホワイトのキートップが実に美しい。正直なところこれまでの純正キーボードには魅力を感じなかったのですが、新型iMacとこのキーボードの組み合わせにはそそられます。う~ん。しかし先立つものが……
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