関東新象展・作品研究会

2018年1月3日

12日は関東新象展の最終日。会員の先生方に、準会員や一般の出品者の
作品を講評していただく作品研究会が行われた。6月の本展でも開かれて
いるのだが、僕はこれまで仕事とかち合って参加出来なかった。そんなこ
ともあり、期待と不安の入り交じった気持ちで参加させてもらった。
日頃は教室の生徒さんの作品を批評したり指導したりだが、この日は逆の
立場。久しぶりに批評されると新鮮というかショックというか…。なかな
か手厳しい批評をいただいた。曰く、構図が単調、色も使いこなせていな
い、画面上部のバッテンが邪魔などなど。ダメ出しの連続。
批評を聞きながら、正直なところ落ち込んだ。しかし、いろんな批評を総
合すれば「お前が何をやりたいんだか、さっぱり伝わってこない」という
ことか?表現したいものを、見る側にどうやったら分かってもらえるか、
もっと配慮が必要なのだろう。その点は素直に反省しなければ。
まあ仕方ない。6月の本展に向けて練り直せば良いのだし、何より自分の
作品がそういう風に見られているということが、分かっただけでも大きな
収穫だ。中には共感を持ってくれた人もいた訳だし、あくまでも自分を見
失わずに進んでいくしかない。次はお正月の松戸美術会展だ!