繋いで行くために
アイキャッチ画像は実家の庭に実っているキンカンです。今は二泊三日に帰省を終え、帰りの新幹線の中で書いています。
元旦の夕方からは、二人の妹それぞれの家族も集まって、賑やかに過ごしました。特に小中、五人の甥っ子、姪っ子たちは、仲良しということもあり、かしましいことこの上ありません。(このグループ唯一の男性である甥っ子は、少し距離を置いていましたが…)
彼ら、彼女たちの中にも、それぞれの役割と立ち位置があって、一つの社会を形成しているようです。父親のいなくなって、なんだが不思議な空間に感じられた実家でしたが、こうやって代を重ねて行くのかと、改めて思いました。
その様子を眺めながら、「次の世代に繋いで行くために、我々に何が出来るだろうか?」と、ぼんやりと考えました。そして、それはきっと、「きっかけやチャンスを与え続けることかな」と思い至りました。
人間は必ず間違えたり、失敗します。その結果、他人に多大な迷惑をかけることもあります。僕自身は、その度に先輩方から許していただき、それだけでなく、背中を押していただけました。当然、そうでなかったこともありますが、「失敗しても次がある」と考えられるようになれたのは、こう言った経験のおかげだと思っています。
当然、それが本人の甘えに繋がったのでは意味がありませんが、「自分の出来ること、やるべきことに、誠実に向き合っていれば、きっとなんとかなる」そういうメッセージが伝えていければと思います。
祖父の作った小屋。子供の頃はここで「かくれんぼ」とかしていました。今見ると、この小さな小屋のどこに隠れていたのか、不思議なくらいです。でも、それが齢を重ねるということなのでしょうね。
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そうですね。次なる世代を巻き込んでいけるよう、工夫して行きましょう。