「アドレスブック使い倒し」Numbers & mi で右往左往編

2018年1月2日

2012/09/22
前回の投稿では、とりあえずコンマ区切りテキストに書き出すところまで記述したと思います。さて、それからのお話です。
データベースは基本的に文字なり画像データをある一定のルールに基づいて順番に取り込めばOKなはずです。仕事でファイルメーカーを使っていることもあり、後の作業は楽勝だと思い込んで気軽に作業を始めました。
まずは、コンマ区切りテキストをNumbersで展開して、2次元的にデータを一覧して確認しました。その後、全体をコピーして、テキストエディタのmiにペーストしてタブ区切りテキスト書類を作りました。これは、慣れないNumbersよりもmiの強力な検索置換機能を使った方が早く作業が進むだろうとの判断です。
まず、姓と名の分離作業。一件づつ目視で確認しつつ、タブをいれていきました。つぎに、住所も含めて半角カタカナを全角ひらがなに検索置換しようとしましたが、うっかりと濁音や拗音などのことを失念していたため、かえってデータはガタガタになってしまいました。これに関しては、目視で確認しながらの方が確実で早いと思います。
さらに変換作業を進めて、住所も郵便番号、都道府県、市区町村、地区、番地などの5つに区切りました。アドレスブックのデフォルトだと、住所項目に区切りは無し。また、iPhoneの連絡先だと、地区と番地が一緒になっていたりするのですが、これまで使っていたファイルメーカーのデータをインポートすることを考えて、あえてこの部分は分離させました。
電話番号もアドレスブックのデフォルトでは3桁でカッコがつくのが気持ち悪くて、全てベタの表記に直した上でNumbersにコピペ。順調にコンバートが進んでいると思っていたのですが、ふと気がつくと電話番号の0頭が消えています。おまけに一部番地が日付の表記になっている。
その表記を見た瞬間、正直焦りました。しかしそれと同時に、いつか見た光景だったので自分のことがおかしくて、声を上げて笑ってしまいました。Numbers が勝手に「ゼロから始まる数字は無いから、数字の文字列の始めのゼロは消してしまおう!」とか「この文字列は日付に違いない」と振り分けたようです。昔、同じ現象に出くわしたことを思い出して、苦笑です。本当に、人間は学習しないものです。
という訳で、Numbers と mi を使いつ、どうにかデータを整形して、再度アドレスブックに読み込ませる準備は少しずつ進んでいきました。しかし、一筋縄でいかないのはMacの常なのか、どうなのか。まだまだ、行き当たりばったりの試行錯誤が続きます。

日記

Posted by hideta