アドレスブック使い倒し、データ書き出し編
2012/09/20
iPhoneの連絡先とMacのアドレスブックを使い倒すために、まず入力されているのデータの修正に取り組みました。アドレスブックには、ガラケーで入力したデータも多いのでふりがなが半角カタカナになっていたり、姓と名が分離していなかったり、住所も郵便番号と都道府県、市区町村などの要素ごとに分かれていなかったり、結構バラバラです。
ある程度のデータ量があるときには、一件一件チェックしていてはかえって統一がとれなくなります。なので、表計算ソフトか、データベースソフトに展開して修正しようと一般的なデータフォーマットであるコンマ区切りテキストか、タブ区切りテキストで書き出そうとしたのですが、MacのアドレスブックでサポートされているのはvCardのみ。僕の持っているソフトでは一覧の形では開くことができません。無理矢理、テキストエディタのmiで開いてみたものの、文字化けの嵐。ま、仕方ありません。
ネットで調べてみると、いろんな解決方法はあるようですが、僕にとっては敷居の高いものばかり。Macからの書き出しはそこで諦めて、iPhoneから書き出せないものかとApp Storeで調べてみると、ExcelContacts というアプリがありました。すごく多機能なアプリなんですが、スプレッドシートでの編集が容易くできるフォーマットで書き出せることと、書き出したものをWi-Fi経由でMacに取り込めると言う点に惹かれて早速試してみました。
ExcelContacts
使い方は簡単です。まず、アプリを起動して「電話帳をエクスポート」をクリックします。エクスポートされたデータはUSB、WiFi、その他のディバイスでMacに取り込めるのですが、ここではWiFiを選択。そうすると、「http://〜アドレス」の指示が出るので、そのアドレスをブラウザのアドレスバーに入力するとダウンロード画面になります。そこで示されているリンクからダウンロードすると、PCのダウンロードフォルダにExcel形式のファイルがダウンロードされます。
これで、データの整形の第一段階はクリアです。ところがここで問題点が…。Excelユーザーの方は多分問題なく次のStepにいけるのでしょうか、へそ曲がりな性格故、アトリエの表計算ソフトはExcelではなく、MarinerCalcです。ところが、このソフト、2バイト言語の標準化に積極的ではなく、未だにutf-8が読み込めません。今時、なんだかな〜というところですが、これまで溜め込んできた経理書類をすべて変換する手間を考えると、ExcelやMac標準のNumbersに乗り換えるのもなんだか躊躇しています。しかし今回は、アドレスブックの変換限定ということで日頃使い慣れないNumbersで展開。ここから、使い慣れないソフトゆえの右往左往をするのですが、それはまた次回に。
※Mariner Calc を使っているのは、PC導入時に、今はなき「松戸Pascal」(まーぼーぶー)にずいぶんお世話になったことがきっかけでした。あの当時は、まだ「ショップ」の文化が残っていて、Pascalさんでも、独自にMarinerソフトのローカライズも手がけられていました。その意気に感じたこともあり、伝説のCM1984におけるビッグブルーへのハンマーの投擲なんてたいそうなものではありませんが、それでもMS製品に対する対抗心から、Officeには手を出しませんでした。(おかげでずいぶん苦労はしていますが…)
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