内閣不信任案
今日、国会では内閣不信任案が提出され、すったもんだの末、否決されました。統一地方選挙すら実施できずにいる被災地の実情から考えて、ここで総選挙というのはムリがあるなとは思っていましたので、とりあえず良かったというのが正直な感想です。
法案を提出した側、反対した与党議員、それに乗ろうとした与党議員、最初賛成しながら様子見を決め込んだ野党議員etc.…それぞれの思いはあるでしょうが、政局よりも復興と原発問題の収束に向け、国会の場で実のある協議を続けていってほしいと思います。
今はインターネット時代で、昔のようにマスコミの情報だけが唯一の指標というわけではありません。デマ、誤報も含めて様々な情報を得ることができます。ツイッターでは今日のトレンドに「茶番劇」というキーワードが出ていました。誰も信頼していないんでしょうね。
そんな時代だからこそ、政治家のみなさんには「私はこうやる！」という明確なメッセージを出してほしいと思います。放射線問題にしてもそうですが、都合の悪いことを隠せば疑心暗鬼をうみます。それを乗り越えるには、単純に「情報公開」それしかありません。その結果、自分が議席を失ったとしたら、そこまでの人間だと納得の上、次の人生に進んで下さい。頼みます。
今日の一枚
2011/06/02
